ゲノム編集マウス作製の基礎と受精研究への応用
Geen Transgenic Mouse
クラゲのGFP遺伝子をマウス受精卵に前核注入し、胎内に戻す。→トランスジェニックマウス
もともとない遺伝子を体外受精器技術によって入れることができる。
精子の頭部分や先体部分にGFPを入れるようにトランスジェニックマウスを作製
→不妊の原因は、先体が卵子の透明帯を通過できなかったり、卵管膨大部まで泳いでいけなかったりなどいろいろ…
その後前核注入よりもAAVウイルスを胚盤胞に感染させるほうが効率的であることが分かった。
ICM→胎児
TE→胎盤
に将来なることが分かっており、TEにのみAAVベクターウイルスを感染させれば胎盤だけが光るのでは?
その通りに!!
一番右は胎盤のみが光っている。
この実験のポイントは、
成功→胎盤だけ選択的にDNAを導入できる
失敗→これまで言われていたICM→胎児/TE→胎盤というのは間違っているのでは?と提唱できる。
つまり成功しても失敗しても成果を得ることができる。
このような実験を組むと成功しやすい。
ゲノム編集
cf 伊川正人 領域融合レビュー
Ppp3cc KO オスマウス 不妊の理由は?
精子の尾の部分のふり幅が少なく、泳ぐ力が弱い
→透明帯を通過できない
男性の避妊薬の誕生に寄与する?
現在は女性の避妊薬しかない。家族計画を女性のみに背負わせるのはフェアではない。